菊ういろう

September 10, 2014

 

9月9日は重陽(ちょうよう)の節句。

五節句という暦の中で奇数(陽)の重なる日に、邪気を払う行事の中の1つで、

その中でも一番大きな数字9が重なるというという意味から重陽と言われているのだとか。

元々は中国の行事でしたが、日本に伝わり農耕文化と交わり邪気を払うとされる菊に長寿を祈り、菊の花びらを浮かべた菊見酒を飲んだりしながら、

菊を鑑賞する宴が宮中などで催される様になったそうです。(参照:日本文化いろは事典)

今年は、重陽の節句とス-パームーンが重なり、お月見をしながら菊の鑑賞をされた方も多いのでは?

さて今回のお菓子は、菊の花びらを練り込んだ外郎(ういろう)でシナモンの香りの餡を包んだ、菊の花型のお菓子 『菊ういろう』 です。

西洋のアロマテラピーなどでは、植物の香り成分を活かし体調を整える事に利用するけれど、東洋では、季節の変わり目に植物の力強い香りで邪気を払うために使う。

西洋と東洋では、植物の香りと人の暮らしとの関わり方や距離感が異なるのは面白いな。

 

※写真は、先日 『器と木のカトラリーIVORY』 さんホームページ用(The Wagashi Styling)に撮影したものです。


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